平成29年3月11日
歯性感染症を考える会平成28年度総会
吉田匡宏先生退職記念講演会
ご挨拶
・坪井新一会長
・前田博史教授 (大阪歯科大学口腔治療学講座)
講演
吉田匡宏先生
「歯内治療を考える」
−なぜ「チェアーサイド嫌気培養システム」での治療を行うに至ったのか?
その結果はどうだったのか?−
質疑応答
歯性感染症を考える会 連絡事項
小川 歓
閉会の挨拶
小山隆夫 東京都開業
歯内治療を考える
−なぜ「チェアーサイド嫌気培養システム」での治療を行うに至ったのか?
その結果はどうだったのか?−
平成29年3月11日
「歯性感染症を考える会」総会講演
大阪歯科大学
口腔治療学講座
吉田 匡宏
この時がいつかはやってくるものと思ってはいましたが、ついに現実のものとなりました。小川先生から退職に際して講演をせよとの要請があり、昔話とか取り混ぜて1時間弱ほど雑談して終わろうかと思っていました。
ところが、講習の代わりに聴講する先生もいるので3時間程度は講演せよとの連絡が入り、手を抜いて楽をしようとする目論見はもろくも崩れました。
しかしこれまで講習を受け何回も私の講演を聞いている多くの先生方と初めて私の話を聞く先生方双方に興味を持って聞いていただくにはどうしたらよいか考えました。
色々迷いましたが、この会のベースであります「チェアーサイド嫌気培養システム」がどのようにできてきたのか?「チェアーサイド嫌気培養システム」で何を明らかにしようとしたのか?結果として何が明らかになってきたのかをお話ししようと思います。
そうすることで、「チェアーサイド嫌気培養システム」を応用した歯内治療の基本的な考え方、術式、臨床応用などを初めて聴講される先生方に説明できますし、これまで何度も聴講された先生方には「チェアーサイド嫌気培養システム」について私なりに総括してお話しできるのではないかと思っております。
この機会に活発な議論が行われることを期待しています。