平成22年3月13日

平成21年度総会

 

事前ポスターはこちら

 

総会   司会: 紅林 尚樹 先生 (横浜市開業)

 従来、抗生物質局所投与の際に使用していたエンドイーズシステムのシリンジが販売方法の

変更により手に入れにくくなっており、その他に使用可能なシリンジとして、シリンジはルアーロックシリンジ1.2cc。
vistal dental products Luer Lock Syringes1.2cc(株)マイクロテック、先端のチップは、ネオクリアチップ ネオ製薬工業株式会社

というような製品もあります。 というお知らせが小川よりありました。

 

症例検討会

座長 前田 伸子 先生(鶴見大学細菌学教授、副学長)

司会 紅林 尚樹 先生 (横浜市開業)

1.歯内療法の勘所      大阪歯科大学口腔治療学講座 講師 吉田 匡宏 先生

  大きな透過像を有する根尖性歯周炎の治療限界を探る。

  大学病院で診療されている吉田先生にしかできないアプローチの口演でした。

 

2.各種貼薬薬剤の抗菌効果     鶴見大学細菌学講座 準教授 加藤 大輔 先生

  これまで、同教室でリサーチされた根管治療薬剤のATCC標準株に対する抗菌効果についての

  研究をまとめて、判りやすくお話いただきました。

 

3.無菌化への臨床上の貴重なヒント  大阪市開業 小川 歓

  無菌の確認を確実に行うには、信じるに足る培養陰性をいかに導くかが問題です。

  試料の採取、培養の各ステップにおいて、細菌を見逃さない方法についてお話させていただきました。

 

4.改めて考えてみる培養検査と根尖治療  「歯性感染症を考える会」会長 小山 隆夫 先生

  その昔にあった、不毛の培養論争、そして根管拡大と根管充填の方法論にミスリードされた

  歯内療法の歴史について、お話いただきました。そして、嫌気培養による培養検査こそが

  歯内治療の本流であることと。

 

懇親会

 症例検討会終了後、会場近くのイタメシ屋さんで、ちょっと少な目の人数で行いました。

 その後、2次会、3次会へと…