歯性感染症を考える会
平成16年度総会・症例検討会
平成17年2月26日
総会
1. 会長選出の件
2.「嫌気培養システム」のオープン化について
症例検討会
1. 大塚
一仁先生(兵庫県神戸市開業)
講演
「根管内バイオフィルムからみた
コア用レジン材について」
朝日大学 山本教授
総会
1.会長選出の件
昨年お亡くなりになった上村先生にかわり、当会の世話人の一人である坪井新一を会長に選出した。
2.「嫌気培養システム」の一部オープン化について
『細菌を知る・エンドが変わる』、『こうして無菌の根管をつくった』の発行部数は歯科の書籍としては驚異的な数に上っております。根管および根尖周囲組織を無菌にしてから根管充填するというコンセプトもかなり認知されてきております。
そこで、現在、「チェアーサイド嫌気培養システム」講習会を受講してから始めていただいている「嫌気培養システム」のうち、無菌検査については広く門戸を開き、チェアーサイド嫌気培養器等一式を購入すれば、どなたでも始めていただけるようオープン化することにいたしました。
抗生物質の局所投与療法については従来どおり講習会の受講と「歯性感染症を考える会」への入会をお願いするという方針で行く所存です。
会員の皆様のご理解とご協力をお願い致します。
症例検討会
神戸市開業の大塚先生による、難治症例のご報告があり、大阪歯科大学吉田匡宏先生やその他の先生によるディスカッションになりました。
大阪市開業の小川が治せない症例の問い合わせをさせていただき、横浜開業の紅林先生などのご教示をいただきました。
講演
「根管内バイオフィルムからみたコア用レジンについて」
朝日大学 山本宏治教授から、プラーク誘発能、バイオフィルム付着がないコンポジットレジンについてお話をいただきました。
懇親会
谷九のハンブルグにて懇親会をビール飲み放題で行ないました。
残念な事に福島教授が風邪の為、ご欠席でしたが、みながそれを補って余りあるほど痛飲いたしました。